「セルフ・キャリアドック」制度により、社内でキャリアコンサルティングを実施したところ、組織の人・組織面の課題が浮き彫りになった。部門間の意識の違いからコミュニケーション齟齬が発生しており、組織活力のバランスが崩れていた。

キャリアコンサルティングを機会にその原因が明確となり、それを改善するために社員研修を導入。相互理解を深めることで、課題解決のきっかけとなった。

某社では従業員のリタイア後の生活設計支援を行うために「セカンドライフプラン研修」を実施。これまでの人生を省察し、自己理解を深めた上で、来るべき老後にどのような思いを持ち、どのように行動するのかを徹底的に考えていただく場を持った。

それまでは考えもしなかったことに正面から向き合うことで、未来への備えとモチベーションにつながった。

評価制度を構築したいという思いを持ち、ご相談いただいたが、制度そのものだけでなくマネジメントのありかた・組織の風土など複合的な課題があることが判明。

すぐに制度に手をつけると、社内に混乱を招きかねない状況であると判断したため、まずは社員の声を聴くためのキャリアコンサルティングを実施し、本質的な解決を図り成功。生産性も向上する結果となった。