株式会社あしあとみらい研究所
こちらでは、厚生労働省から発信される情報について記載させていただきます。
お役に立ちそうな情報が多々ありますので、ご参考になりましたら幸いです。随時更新してまいります。
詳しくは、ご遠慮なくあしあとみらい研究所までお問い合わせください。お待ちいたしております。
分野が非常に広いですね。また変化も激しく、日々の情報を体系的に整理して日常に活かしていくことは簡単ではありません。何かわからないことやお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。
「ジョブ・カード」に関するページを紹介いたします。
「ジョブ・カード」の書式が改正され、また総合サイトも立ち上がり、より利用しやすくなりました。しかし、まだまだ企業分野では浸透していないのが現状です。そこで、自己のキャリアの棚卸やより一層の自己理解のために一度「総合サイト」からジョブ・カードを作成されてみてはいかがでしょうか。
【「キャリアコンサルティング」とは】
「キャリアコンサルティング」とは、労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うことをいいます。
「キャリア」とは、一般に「経歴」、「経験」、「発展」、さらには「関連した職務の連鎖」等と表現され、時間的持続性ないしは継続性を持った概念とされています。「キャリア」を積んだ結果として、「職業能力」が蓄積されていくものです。
(引用)平成14年7月、厚生労働省「キャリア形成を支援する労働市場政策研究会」報告書
■キャリアコンサルティングの効果■
自らのキャリアについて相談した労働者の約9割が、相談(キャリアコンサルティング)が役に立ったとしています。
○ 役立った内容としては、「仕事に対する意識が高まった」とする人の割合が多いほか、正社員では「自分の目指すべきキャリアが明確になった」、「自己啓発を行うきっかけになった」といった内容が、正社員以外では「現在の会社で働き続ける意欲が湧いた」等があげられています。
■「セルフ・キャリアドック」とは■
企業がその人材育成ビジョン・ 方針に基づき、キャリアコンサルティング面談と多様なキャリ ア研修などを組み合わせて、体系的・定期的に従業員の 支援を実施することを通して、従業員の主体的なキャリア 形成を促進・支援する総合的な取組みです。厚生労働省が中心となり、平成28年度からその普及、推進を図っているものです。
社会・組織のあり様の変化の中で、職業生活設計に基づいて能力開発等に積極的に取り組み、社会・組織の環境変化や個々のライフキャリア上の節目に対応して、キャリア充実に当事者意識と意欲を持ち、能力を発揮できるよう、自分で自分の居場所やチャンスを3年から5年の中長期的な視点で作っていくことです。
(引用)「セルフ・キャリアドック制度導入支援サイト」(厚生労働省)
以下に、厚生労働省ホームページより「キャリアコンサルティング」に関するページを紹介いたします。
「コンサルティング」という言葉の響きから少々誤解を受けることもあります。表面的な問題解決をすることがキャリアコンサルティングの目的ではありません。人はそんなに単純ではなく、深い自己理解と自らを取り巻く環境(社会・労働市場・組織・職場メンバー等)への理解が不可欠です。「キャリアコンサルティング」とは、いわば「自律的・主体的な課題解決のための支援」と言えます。
【「キャリアコンサルタント」とは】
キャリアコンサルティングを担う人材をいいます。
厚生労働省では、標準レベルのキャリアコンサルタントに求められる能力体系を定めており、これに対応した養成講座を受講した方等が、キャリアコンサルタントとして活躍しています。
【キャリアコンサルタントになるためには】
キャリアコンサルタントは、「キャリア・コンサルティング技能士(1級・2級)」、「標準レベルキャリア・コンサルタント」から成ります。
キャリアコンサルタントは、需給調整機関(ハローワーク、訓練機関等)、企業、教育機関、若者自立支援機関などの幅広い分野で活躍しています。
※キャリアコンサルタント有資格者養成数は平成27年3月末で約4万8千人です。
【平成28年4月「キャリアコンサルタント」国家資格化】
・ キャリアコンサルタントは登録制の名称独占資格とされ、守秘義務・信用失墜行為の禁止義務が課されています。これにより、職業に関する相談を今まで以上に安心してできるようになりました。
・キャリアコンサルタントは5年ごとに更新を行い、最新の知識・技能を身につける必要があります。
都道府県別有効求人倍率についてご確認ください。