代表者ごあいさつ

皆様こんにちは。

株式会社あしあとみらい研究所・代表取締役の田中道博です。以下、私の経歴と事業への思いを綴り、ごあいさつとさせていただきます。

私は、1967年（昭和42年）大阪府に生まれました。同志社大学法学部卒業後、大手旅行会社に入社。自由な風土のもと、顧客に「非日常」を楽しんでいただくことに喜びを見出しながら11年間を過ごしました。訪問した国は２０カ国以上に及びます。

「一般のツアーに参加すれば迷惑をかけるのではないか」と考えておられる障がいをお持ちの方向けのツアーを実施したり、アスリート関係者向けの「オリンピック・パラリンピック応援ツアー」を企画しました。多様な方々に世界の「ホンモノ」を目にしていただくことが私のこだわりでした。

こうした日々の中から、私はあることに気づきました。

ひとつは、ツアーに参加してくださる方には、当たり前ですが「日常」が存在するということです。旅行という数日間の中でのお客様への貢献、つまりは「非日常を楽しんでいただくこと」は大切ですが、その方たちの人生を創る場は圧倒的に「日常」にあるということに思い至ったのです。

そしてまた同様に、訪問先である世界各国のすべての場所に、多様で複雑な「日常」が存在することにも気づきました。これも当然といえば当然なのですが、世界のどんな場所に行っても、商店があり、学校があり、人々の語らいがあり、生があり、死がありました。

これらの経験から、自らも人々の「日常」における支援を目指したくなりました。人々の人生そのものにかかわる仕事を求めたくなったのです。

「日常」を支援する仕事で思いついたキーワードは「働く」でした。人は「働く」ことを通じて多くを学び、そして成長するものだと信じることができたからです。

２００１年、人材サービス会社に転職しました。結果的に、私にとってはすばらしい転機となりました。世界各国で出会った人々と、仕事を通じ香川県で出会う人々、どこにも違いはありませんでした。もちろん地域性はあるものの、人の心は同じだということを実感することができました。

例えば「幸せに生きたい」と願っていない人はいません。「成長したくない」と思っている人もいません。全ての人が「幸せに生きたい」「成長したい」という潜在的な欲求を持っている。それだけで人は皆つながっているという感覚になったのです。

そのような中、私は、自らが専門分野とするこの領域で必要と感じた「キャリアカウンセラー」の資格を取得しました。このことが私にとっては大きな分岐点でした。

資格を取得してからは見える世界が変わりました。自分自身のことを深く考えるようになりました。また、企業人として生きてきた自分は、人と組織の関係性を考えることが多くなりました。時代の変化の中でその変遷を学び、未来に自らの着眼点をなんらかのかたちにして社会に伝えたくなってきました。

そこで企業経営の本質や「人」の領域の専門性をより高めるために「軍師Ⓡ認定コンサルタントS級」や「社会保険労務士」の資格も取得。企業経営全般を俯瞰しつつ「人・組織」分野の課題解決を提要するために学びました。

学び得たものを企業の中で活かし発揮することも考えましたが、自分なりに悔いなく生きるには、独立する道しかないということを結論づけるに至りました。

そこで「あしあとみらい研究所」を設立。まだまだ発展途上ではありますが、「個人の成長を通じ、輝く組織・成熟した社会の実現」を目指し活動を続けているところです。

私自身がお役に立つことが出来る分野で、皆様との出会いを楽しみにしております。

事業の詳細は「サービス紹介」や「お役立ち情報」等のページをご参照ください。